スタビの軽量化



E-SKYのLAMAやRobinsは
安定性重視でスタビライザーが重く、
そして長く設計されています。


このことにより、安定性が非常に高く、
初心者でも、室内で安定して飛ばせるのですが、

安定性と機動性は相反する事なので、
腕が上がると物足りなく感じてくると思います。

舵を打てば機体が傾いてから、1テンポ遅れて
飛行し、スティックを戻せば大きく反動がきてしまいますね。

そこで、スタビライザーのオモリを外し、
軽量化する事で、機動性を高め、
ヘリ本来の飛行に近づける改造を紹介します。
※当然安定性は下がります




なんでオモリを外すとそうなるの?って疑問を持つ方が居られるかな?

フリー構造のスタビは常に同じ角度を維持しようとしています。
回転しているコマは転びませんよね。 同じ原理です。

重量が重いほど、角度を維持しようとする力は大きく掛かります。
慣性質量って奴ですね。
なので、軽量化することで、維持しようとする力を軽減させるわけです。


このことで、アッパーブレードとロアブレードのピッチが掛かる方向の
タイムラグを減らすことで、機敏性を高める事が出来ます。


ちなみに、機体をバンクさせた状態を数秒続けると、
スタビも同じ角度をに傾いてしまい、急激に加速し、
猛スピードで墜落させた経験の有る方が多いと思いますが(得意技です^^;)
この現象も多少改善できます。

【所要時間】 3分


スタビを横から見た画像です。
黄色で囲んだ『型の部分を良く見てください。
90度方向に切り込みがありますね。





フライバー(針金部分)を曲げないように
ゴムを内側にスライドさせます。





スライドさせたら45度捻り(画像1枚目参照)切り込みと角度を
合わせて引き抜きます。





こんな感じに。





引き抜くと矢印のオモリがポロっと落ちるので、
紛失しないように気をつけてください。

あとは逆の手順でゴムだけをつけて完了です。

同じ手順で反対側のオモリも外してください。


ちなみにオモリの重量は1個1.24グラムです。
  
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