スタビライザーの調整で安定飛行

※※注意※※
この調整は12月中旬までの旧型機の調整方法です。
最近購入された方は最新型の可能性があります。
最新型には通用しない調整ですので、
最新型の方は「機体の安定3」を参考にしてみてください。





木の葉の様にユラユラ揺れたりしてませんか?
旋回から中立に戻した場合、大きく機体がバックしたり
横にずれたりしてませんか?

少し乱暴な表現をしますが、スタビライザーは振り子を抑える役割をしています。


スタビライザーにはジャイロ効果で同じ姿勢を保とうとする力と
重力で水平に戻ろうとする力や、スタビその物の慣性など
複雑な方向に力が掛かり、バランスをとっています。

【やわらか過ぎる場合】

姿勢制御のための動作が大きく、素早く行われるため
反動が大きく、三歩進んで二歩下がるような状態に陥ってしまいます。


【硬すぎる場合】

スタビライザーの締め付けが強く、動きが鈍い場合
前者と後者の微妙なバランスのタイミングが遅れ、狂ってしまい
ズルズルと流れていきます。


スタビライザーの重さや硬さで飛行特性が大きく変わります。
調整は物凄く簡単なので、一度遊んで見ることをお勧めしますYO
十分安定してると思ってる人も、ちょっと調整するだけで、
もっと思い通りの操縦が出来るようになるかもしれません。




【図1】  矢印の黄色い部分がスタビライザーの連結ピン ここに注目!!    







ムギュっと摘んではい、完成。
(絶対に力は入れない コンマ数ミリだけ狭める感じです)


硬くなりすぎた場合、ピンをペンチ摘んで左右に少しだけ
クイッと回すと微調整ができます。



力を入れすぎて、ピンがめり込んでしまった場合は【図1】の

黄色部分の裏側の穴に(ピンの頭じゃなくて逆)

クリップなど、細い針金を差し込んで押せば元に戻ります。

微妙な硬さを調整して幸せになってください。


墜落した場合、機体により調整したピンが緩み元に戻ってしまう事もあります

緩い場合はピンを抜き取り、ペンチなどでピン全体に傷を付けて

元に戻せば、緩み防止になり多少の墜落では緩まなくなります


今までに1名、力を入れすぎて割れたとの報告がありました
あまり力を入れすぎない様に注意してください




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